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輝く都市に代表されるル・コルビュジエの都市計画案を、集合住宅として垂直方向に実現したともいえる建築作品である。1階はピロティとされるとともに、屋上には屋上庭園が設けられている。全体はモデュロールに基づいて設計されており、側面の開口にはブリーズ・ソレイユ(日除け)が設けられ日差しを調整している。


 

駐車場として利用されているピロティ


リビング


18階建て、全337戸で、最大約1,600人が暮らすことができる巨大な集合住宅で、1人向けから4人向けまでの23タイプの多様なユニットが立体的に組み合わされている。住戸はメゾネットで、エレベータは3階ごとに停止する。中間階の7階、8階及び屋上には、共用施設が設けられている。7階、8 階には、店舗や郵便局等があり、屋上には保育園、体育館、プール等がある。1961年には3階、4階部分の当時空室だった住居を利用してホテルが開業しており、現在でも、一般客が宿泊することができる。

ピロティはマッシブな造形で、プレキャストを多用したコンクリート打ち放しの仕上げも荒々しく、ブルータリズムの傾向が伺える。
 

 

ル・コルビュジエLe Corbusier1887年10月6日 - 1965年8月27日)はスイスで生まれ、フランスで主に活躍した建築家フランク・ロイド・ライト および ミース・ファン・デル・ローエ と共に「近代建築の三大巨匠」として位置づけられる(ヴァルター・グロピウスを加えて四大巨匠とみなすこともある)。

 

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