キリスト教空間の出現
古代末期、中世初期の建築にはバジリカ(Basilica)式&集中堂式という二つ基本形式がある。

バジリカ(Basilica)式
 
古代ローマには、裁判や商取引などの集会のためのバジリカという建築形式があった。

サンタサビーナ教会堂(Santa Sabina):初期キリスト教時代の典型的なバジリカ式教会堂の姿を、そのまま今に伝える貴重な建築。

方形の建物の東に半円形のアプシスが突き出した、典型的なバシリカ式の聖堂です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンタ・マリア・マジョーレ聖堂(Santa Maria Maggiore):5世紀のバシリカ式教会堂の内部空間を比較的良く残す数少ない例

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集中堂式

    集中堂式の建築も外観は円形や正多角形の中央の空間にはドームが架かり、堂の中心、ドームの頂点へと向かう求心的な上昇感がこの形式の空間の本質である。

●マルセイユの洗礼堂(Marseilles):典型的な集中堂式の空間構成。
オレンジ色の瓦屋根が半分しかないやや傾いた洗礼堂。

洗礼堂は中央の八角形部分。


  

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