「〜思う」は“想”だけではない

 

“想”

 主に「思う」と「考える」という2つの意味がある。「思う」の“想”は対象を懐かしく思うということです。「考える」の“想”は頭を使って考えること。

例①  我想我的家人。            (懐かしく思う)

例② 這個問題很難,你想想看。你別,我想ㄧ下。 (考える)

例③ 我想你不告訴他的話,他是不會知道的   (ある状態についての判断です)

例④ 那種情況下,你想他會不生氣嗎?       (ある状態についての判断です)

 

覺得

覺得”は「思う」と訳しますが、もともと感覚から得た感想であり「感じる」というニュアンスのほうが強く、五感によって判断するときの言葉です。下記の例文は感覚で理解できることなので“覺得”を使います。肯定も否定も使えます。

例① 這個菜我覺得好吃。     食べたことについて考えるよりも自分の感じたことを述べる

例② 你覺得我這件衣服怎麼樣? 鑑賞したことについて考えるよりも自分の感じたことを述べる

例③ 這個東西我不覺得貴。 

例④ 你不覺得他有ㄧ點問題嗎?

 

“認為”

 “認為”の「思う」は比較的複雑なことについて、自分の考えを主張する時に使います。

例① 我認為我們應該尊重不同的意見。

例② 不管他說什麼,我不認為現階段適合投資。

上記の例文で肯定文ならば“想”“得”も使えますが、否定文は“覺得”のみ使えます。ですので、日常生活の軽い話題については“”“覺得よく使いますが、堅い話題や厳粛な場面で考えを主張する時には、“認為”のほうが適当です。

 

“以為”

“以為”でよく使われる意味は「思う」ではなく、「思った」です。

① 我以為他不來,可是他卻來     

② 我們以為他是女的,誰知卻是個男的。

“以為”を「思う」という意味で使うことがある。ただし、否定文と仮定文、反語文に限定される。

例③ 孩子都不會以為父母是為他們好的。

例④ 如果你不告訴他們的話,們會以為你是中國人。

例⑤ 你以為我不知道嗎。

 

“説”“看”

  “説”“看”「思う」は深刻でない話題について。気軽に自分や相手の考えを述べるもので、極めて口語的です。よく“覺得”“替わりに会話で使われるが、否定形がないです。

例① 你說怎麼樣?去還是不去?  (自分や相手の考えを述べる

② 你看怎麼樣?這樣寫好嗎?   (一定の状況を見てから考えを述べるものです

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