【倒】の使い方
①道理や予想に反することを表す。….なのに、かえって
■春天到了、天気「 」冷起来了
(春になったのに、かえって寒くなった。)
②意外であるという気持ちを表す
■有這様的事?我「 」要聴聴
(そんな事が有るのなら、聴いてみたいものだね)
③(動詞+“得”+「 」+形容詞)の形で事実に反することを表す)。
この場合、動詞は“説、想、看”などに限られ、形容詞
は“容易、簡単、軽松”などに限られる。文の主語は第
二人称、第三人称に限られる。難詰する気持ちを含む
■你説得「 」簡単、你試試看
(君はいかにも簡単に言うが、君自身でやってみてごらん。)
④逆説を表す。後に望ましい意味の語句が続く。
“雖然….「 」”の形で用いることも多い。
■雖然房間不大、陳設「」挺講究
(部屋はそう広くないが、調度はなかなかりっぱだ。)
⑤“A倒(是)A”の形で用い、譲歩を表す、それに続く部分には
“就是、只是、可是、不過”などが呼応する
■那本小説我看「 」是看過、只是時間久了、詳細内容記不清了
(あの小説は私は読むことは読んだが、ただずいぶん前
のことなので、内容はもう詳しく覚えていない。)
⑥口調を和らげる
A、肯定文に用いるとき、先行の句で述べたことがかえっ
て望ましいことを表す
■咱倆能一起去、那「 」挺好
(君と一緒に行けるのなら、それは好都合だ。)
B、否定文に用いる、口調が強くなりすぎるのを避ける
■你說他不肯去?這「 」不見得
(彼は行きたくないと言ったって、どうだか分からないね。)
⑦催促や詰問を表す、この場合よく「倒是」を用いる
■你「 」說句話呀! (なんとか言えよ!)